2026年5月11日月曜日

新会長就任のご挨拶

 

会長 中島 義人

横浜南部地区放射線技師会は、本年で創設38年を迎えました。 長きにわたり会を支えてこられた諸先輩方のご尽力に、心より敬意を表します。 このたび、松田前会長の後任として、横浜南共済病院の中島が会長を拝命いたしました。

私は幼い頃から野球一筋で、決して勉強が得意な少年ではありませんでしたが、 「人から感謝される仕事に就きたい」という思いから放射線技師の道を選びました。 入職して34年、技師会を通じて多くの仲間と出会い、そのつながりは、悩んだとき、迷ったとき、 私を支えてくれる大きな力となってきました。

定年まで残り3年となった今、これまで支えていただいた皆様への感謝を胸に、 「今度は自分が恩返しをする番だ」 という思いで、会長職をお引き受けした次第です。

近年、放射線技師の業務は大きく多様化し、求められる役割も広がっています。 当院でも入職当時と比べ技師数は約2倍となり、組織としての責任も存在感も増しています。 これは、放射線技師という職種が医療現場から強く求められている証であると感じています。

一方で、技師会活動から距離を置く「技師会離れ」の傾向も見られ、 情報を積極的に取りに来る技師と、そうでない技師との間で、 知識や技術の差が広がりつつあることは大きな課題です。

私たちの成長を決めるのは学歴ではなく、社会に出てからどれだけ学び続けてきたかという 学習歴 であると強く感じています。 どれだけ高いハードルに挑み、乗り越えてきたか。 その積み重ねこそが医療人としての厚みとなり、患者さまへ提供できる医療の質を左右します。

医療技術は日進月歩で進化し、AI をはじめとする新たな技術が次々と現場に導入されています。 こうした変化に対応し、正しく理解し、患者さまへ還元していくためには、 私たち自身が学び続ける姿勢が欠かせません。

横浜南部地区放射線技師会は、 人材育成・地域連携・技術革新への対応 を柱に、会員の皆様が安心して学び、成長し、支え合える場であり続けたいと考えております。

今後とも、皆様とともに歩み、地域医療の発展に寄与してまいります。 変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。